で、観終わった後はもいっかい原作を読もうかと瀬田貞二版をすこし読みなおしてみたのですが、違和感が。映画だと言葉は字幕の短めの日本語を読みながら、会話中心の英語を聴く事になるからか、この日本語訳よりもずっとさっぱりした印象が脳内に残っていて変な感じ。気持ち悪いので英語で読みたくなって、で、amazonであれこれみてると版がたくさんあって迷います。それにこの話って、うちにある日本語訳版でもハードカバー6冊セットとかなりのボリューム。
じゃあ電子書籍かあ、でもKindle端末買うまでじゃあないし、iBooksでちらっとみれたらいいなあ、とはじめはiphoneでサンプルを読んでみたのですが、もっと大画面でも読みたい、と、MacOSをMavericksにアップグレードして読み始めたところ、なかなかいい感じ。
英文科卒でもなんでもないわたしは英語を文学的に味わうっていう感じ、ほとんど経験ないのですが、トールキンの英語ってさっぱりと音がきれいな印象。詩人も目指してた人だから特にそうなのかな?
トールキンは英国人ですが、世界の多くの人に愛されてるこの物語は一種、共通語的なところもあるのかも。書かれたのは50年以上前ですから古いといえば古いのですが、どっぷり読んでみるのもいい勉強になりそう、よしこの際翻訳版と見比べながら丁寧に辞書をひいて読もう、と超スローリーディング(かなり翻訳モードだけど翻訳まではしない)をやってみることにしました。
好きなお話なので時間はたっぷりかける予定。といってもそもそも長いし、トールキンも20年かかって書いてるようですから、そういうのがぴったりな物語なのかもしれません。
ところで、今のところiBooksが便利なのは、iphoneとMBPをこまめに同期してくれるところ。メモがたくさん書けるところ。背景の色が変えられるところ。一方で不満なのは、やっぱりiphoneやMBPの画面はぴかぴかして読みにくい、眼が疲れるような気がするところ。
でもこの大作がiphoneで持ち歩けるなんて、感激。でもタプレットで読みたくもなりそう。やばいやばい。笑
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