2014年5月27日火曜日

デュオリンゴで仏語英訳体験! experiencing translation from French into English with Duolingo!

語学学習サイト、デュオリンゴ(Duolingo)を始めて今日で29日目。がんばって続けてる、というより「はまってしまった」という感じです。

β版の日英コースのほうはひとまず置いておくことにして、現在はもっぱら英語話者のためのフランス語コースを攻略中。昨日、レベル10になったのですが、日英コースのレベル10とはかなり充実度が違います。やっぱりこの、とにかく翻訳課題(Real world practice)を大量にこなすという体験は言語的にも豊かで学習意欲も高まる気が。

しかも。デュオリンゴは単なる語学学習サイトではなくて、レッスンのための翻訳が、実は翻訳ボランティアにもなる、という仕組み。でもそんな、例えば私みたいに、ほんとは英語話者じゃない人が、たかだか500語とかのボキャブラリーしかないのに、文法書や辞書片手にえっちらおっちら訳した英文で役に立つの?という心配は無用。

実際に訳してみればわかることですが、ある人の翻訳文が単にそのまま最終稿になるわけでなくて、まず何人ものチェックが入る事になってます。良い悪いの判断はもちろん、別の翻訳例を提案したり、複数の翻訳例の中からベストだと思うものを選んだり、と、多くの人の手というか、チェックを通過したのちに、コミュニティとして翻訳確定とした文章が出来上がります。

で、ここがデュオリンゴのすごいところなのですが、同じ一つの文章をチェックする人の数がものすごく多い。「訳してはみたけど自信ないなあ」という文章には、たいてい次の日に修正案が届きます。しかもその修正してくれた人のフランス語レベル(&翻訳レベル)がものすごく高かったりするのでリスペクトしつつ「ありがとうございまーす!」と心の中で叫び、さらに学習意欲が高まるという好循環。

これがクラウドソーシング(crowdsourcing)ってやつなのか、というのはとにかくこの、フランス語の一文を通過する人の多さと速さとクオリティで実感するのでした。現在、わたしと同じく「英語から学ぶフランス語」をやってる人は実に906万人。パソコンやiphoneの前で淡々と課題をこなしてるわけですが、なんかこう、みんなで大きな(言語の?)壁をコツコツ壊してるような気が。作業してる時は一人なんだけど、次の日行ってみたら、散らかしたはずの石が片付けられてて、壁の高さもそういえば低くなってて、あ、ひとりじゃないんだ、みんなの作業だ、って実感するという、そんな感じでしょうか。

ところで、このコースをやってみて、私のフランス語、英語がどうなったかというと、まずフランス語にはすこし慣れてきた気がします。意味がわからなくても、文の構造が見えることがあって、臆する気持ちが減って来たといいますか。リスニングのほうはやっぱりまだまだ手強く、音がつながりまくるフランス語を分解するのがムズカシイ。でもフランス語は英語より文字と音の対応が規則的なので、音で綴りがわかることもしばしば。

一方の英語は、まだ感覚的に文法の正しさや文の美しさを感じるには到らず、でもそれを、他の人の訳例から頭で理解しようとしてるところ。そして改めて、wikipediaの英語の文章をしげしげと眺め、そのフォーマットと文例を読んでは訳出の参考にするようになりました。

そして当然ながら、仏英翻訳をやるには、仏英の辞書があると便利、なのですが手持ちのものがないので、MacOSについてる仏仏辞典に英英辞典をチェック、それを手持ちの英和、和英、仏和、和仏辞典と比べてえっちらおっちら訳してます。一応、オンライン辞書の、WordReference.Comには英仏、仏英辞典があって、簡単な調べものには便利ですが、これだけだと不十分。やっぱり一冊でいいから、仏英辞書、欲しいなあ、っていうか、ほんとはデュオリンゴに「日本語話者のためのフランス語」コース、あるといいんだけど…。

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