2013年10月3日木曜日

パリでは英語?それともフランス語? English or French, which language do you speak in Paris?

春と秋はNHKの語学番組の区切りの時期でもあって、新しい言語、はじめる方も多いのではないでしょうか?

わたしはといえば、秋の訪れとともにフランス語が気になり、ショコラのpodcastを聴いてみたり、NHKのテレビでフランス語を観てみたり、とゆるくはじめています。

フランスはこれまで計4ヶ月は滞在してたのに「英語もそこそこ通じるから英語でいいや…」と英語を話してくれる人には英語を話してもらってなんとか生活してました。約10年ほど前のことですが、一応、観光都市でもあるリヨンにいたので、それほど不便はなく、唯一困るのは食材の買い出しの時で、スーパーでラベルを見て食材を選んだり、マルシェで注文するときには事前にフランス語名を調べてメモを作ったりなどしていました。

そんな中、パリにも数回行ってみたのですが、さすが首都なだけあって、リヨン以上に英語が通じるし、日本人もいるし、ここだとフランス語要らないよね、という気持ちに。しかし、重要な待ち合わせの前に地下鉄を乗り間違え、急遽タクシーをつかまえて、「大急ぎでお願いします!」と運転手さんにも、何の迷いもなく英語で話しかけていたら、言われちゃいました。「せっかくフランスにいるんだから、フランス語を話しなさい。」

「えー、でもフランス語下手なんです!」と主張してみたのですが、なんだか運転手さんのペースにのせられて会話をフランス語にスイッチ。すると、あれれ、わたしフランス語話してるよ、ん、思ってたより話せるのかしら?という不思議な境地に。ちょっと恥ずかしそうに、その運転手さんはお子さんが実は北米に住んでる、なんていう話までしてくれて、あ、だからこの人は英語とフランス語のバランスが絶妙なんだなあ、と思ったのでした。

その時の行き先はフランスの日本大使館。パリの凱旋門近くにあります。凱旋門は有名な観光地だったりしますが、わたしにとってはあのタクシーの運転手さんと話をしてた時にみえた景色。以来、写真などで凱旋門をみるたびに、あの運転手さんのことを思い出して「フランスではフランス語で。」と思います。

フランスにもグローバル化の波が押し寄せて、以前よりも英語を話す人、きっと多くなってると思いますが、だからこそ、またフランスに行ったらすこしでもフランス語、話せたらいいな。

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