語学学習サイト、デュオリンゴ(Duolingo)の日英コース、なんとなく続けてるうちに、とうとうスキルツリーの最後までたどり着いてしまいました。これがゲームなら最終ステージをクリア!ってことになるようで、一応トロフィーのようなものが登場。笑
この日英コースがβ版ということはさておき、ここまでで何が学べたかというと、英語の基本文法と基礎的語彙を使って翻訳と英作文をしまくる反射神経のようなものを鍛えたことになるのかもしれません。
ちなみに、このトロフィーのマークをクリックすると、次のようなメッセージが出て来ます。
「言葉の強さを満タンに」というのは全くそのとおりで、語学は使わないとどんどん忘れるし、反射神経もにぶりますが、デュオリンゴではトロフィーが出たあとでも時間がたつとどんどん「言葉の強さ」が減っていきます。
そしてこの「言葉の強さ」というのは、スキルツリーの課題とは別に、デュオリンゴ内での翻訳作業でも強まるようになっているようですが、残念ながら現在β版の日英コースでは翻訳課題がまだひとつしかなく、強めようがありません。これは待つしかないですね。
英仏コースだと、スキルツリーのかなり早い時期から次々と翻訳課題が降ってきます。課題文は今のところフランス語版ウィキペディアが中心で、それを英語に訳します。
といっても、文法はまだ現在形しかやってないし、語彙も500語くらいだし、よちよち歩きもいいところなのですが、それでも「あなたはこの記事の25%を訳せます!」という感じで課題文が紹介されるので、1文でも2文でも、辞書をひきながら翻訳、あるいは、他の人が既に訳した文章をチェックすることになります。
で、少しでも翻訳をすると、その同じ翻訳文を見た別の人が、それを評価したり、翻訳し直したりします。評価票が100以上となり、好評価票の割合が少なくとも90%になると、翻訳の段(tier)がひとつ上がることになるそう。また、他の人に翻訳文を直してもらうと、すぐに通知が来て、どこを直してもらったのかがよおくわかります。これは英作文の勉強にもなってなかなか面白いです。
思うに、デュオリンゴのスキルツリーはグロービッシュ(globish)にも似て、その言語の基本を学ぶのになかなかいいシステムだと思います。日英コースで学んだ単語数は現在1397語ですから、グロービッシュの1500語と近いところにあります。
基本を学んだ後はもっと話して聞いて書いて、読んで、どんどん慣れながらその言語の語彙を増やしていけばよいわけですが、デュオリンゴの場合はこの応用編を「翻訳」で体験するシステム。まだ日英コースではこの部分は整っていませんが、英仏コースの体験からすると、今後のデュオリンゴにはかなり期待できそうです。
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デュオリンゴに夢中。 I'm absorbed in Duolingo.
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