2014年12月24日水曜日

Lang-8で日英翻訳のレッスン

英日翻訳でいろいろな文章を読み書きするようになってからというもの「日本語って難しい」と思うことが本当によくあります。またgengoの日英翻訳の試験にチャレンジしてみたこともあるにはあるのですが、一次試験には通ったものの、2次試験はもう難しすぎて全く歯が立ちません。時間がいくらあっても訳せない自分に呆然としました。

でも例えば自分の書いた文章だったら、書いた自分は少なくとも何を言いたかったのかわかってるわけだし、他の人の文章を訳すより簡単かも?と思いつき、先日、このブログに書いた記事「働きながら学ぶ Learn while Working」の英訳に挑戦しましたが、まあ大変でした。

そもそも日英翻訳には自信がないので、少しずつ文章を区切っては英語に訳し、Lang-8で添削してもらい、という風に作業を進めてみたところ、たった1316文字を訳すのになんと約4日もかかりました。

で、添削してもらった文章をつなげた英文がこちらです。これにさらに添削をして下さった方が現在のところお二方。ありがたいことです。

ところで、日英翻訳をする立場でこのブログの文章を読み直してみるのはなかなか新鮮でした。いつも考えながらだらだらと書いているので、文章は妙に長く、文法構造もいったいどうなっているのやら。結論は終わりのほうにあるようなないような。正直訳していて、「これって訳す価値、ないのでは?」「書き直したい!」という衝動に駆られましたが、これも練習と思い、なんとか最後まで訳しました。

といっても、今の私では細かなニュアンスまで英語に訳すのは無理!とあきらめて、ざくっと簡単な英語表現に置き換えたところが何カ所もあります。例えば、「言葉を紡ぐ」って英語ではどういうんだろう?と気になったのですが、単に「書く」="write"で済ませてしまいました。こういう気になった部分を自分でも調べたり、Lang-8で質問したりすれば、細やかな英訳ができあがるかもしれませんし、何より勉強になりそうです

また、Lang-8をもっと活用するには、このブログの原文(だらだらカジュアルな日本語)をそのまま載せるのではなくて、日本語を勉強中の方にもわかりやすいような、英語に訳しやすいような日本語に置き換えるという方法もあるなあ、と今回気づきました。が、しばらくはあえてそれはしないでおこうと思っています。

2014年12月14日日曜日

働きながら学ぶ Learn while Working



今年の初めは「語学を仕事に繋げるにはどうしたらいいんだろう?」 と悶々と考えていました。

例えば、いつかは翻訳を仕事にするとして、そのためにはきっと少なくとも、
  1. 翻訳講座を受講する (スキルを上げつつ人脈をつくる)
  2. 翻訳会社 (エージェンシー) の試験 (トライアル) を受ける。合格したらそこで見習い的な仕事を始める。
という2段階が必要で、そのためには数年はかかるんじゃないかしらん? でもあれ、県内には翻訳の学校なんて見つからない。学校とエージェンシーがセットになった企業が理想だけど、ん、それだと東京か大阪か京都に行かないとだめ? ってことは、その前に他の仕事で上京と通学費用を稼ぐ必要が…。困ったなあ、ダメ元でもうトライアルを受けてみようかしら? でも専門分野も決まってないし、どうしたものか…。

と悩んでいた時に、たまたまgengoという翻訳エージェンシーのことを知りました。で、サイトをなんとなく見ていたら、"work+learn"というキャッチコピーがぐっと心に入ってきたので、軽い気持ちで受験。2回の試験を経てスタンダード (standard)」レベルの試験に合格! というのは今年6月の話で、以来この半年間はせっせと翻訳のお仕事をこなしました。

gengoによれば、この半年に私が訳した英単語の数は8万5000語以上。制限時間内に訳す必要があるので、ぎゅっと集中しながら英語を読み、同時に日本語を作文し、わからない言葉が出てきたら調べまくる、という感じです。通訳ほどではありませんが、英語を見たら、日本語を素早く紡ぐ瞬発力が鍛えられました。

幸い、英日翻訳の需要は高いようで、ジャンルを選ばなければかなりのお仕事があります。が、翻訳ばかりしてると、お仕事の原文である英語と、自分が書いた日本語ばかり読むことになり、我ながら精度というか、自分が書く日本語が変になってきたかも? と心配になることも。ただ仕事をこなすだけでは「翻訳の勉強」にはならないようだと実感したのは、つい一ヶ月ほど前のこと。

「働きながら学ぶ」ことの長所は、いろいろありますが、まずは在宅翻訳の現場を体験できたのがよかったです。どんな依頼があり、依頼する人々や企業、翻訳エージェンシーが何を求めてるのかが少しだけわかりました。また、自分のバックグラウンドが活かせる分野が何で、訳してて楽しい分野が何か、ということもなんとなくつかめました。

そして何よりもお金が入ってくるおかげで、翻訳の道具である「辞書」をある程度揃えられたのもよかったです。でも辞書は大切ですが、辞書さえあればよい翻訳ができるわけではないので、最終的には通信講座でもいいから翻訳講座を受講しようと計画中。

というわけで、結局、上に書いた2つのこと、1)翻訳講座受講と、2)トライアル挑戦は来年の課題です。ただ今年の締めくくりとして!?先日、gengoのプロレベル試験を受験しました。合格するにはノーミス、誤訳は一カ所あってもいけないそうです。結果がでるのは年末から年明けにかけて。さてさてどうなることやら。

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