2013年6月28日金曜日

英語の6つの子音 6 consonants in English

松香洋子著『アメリカの子供が「英語を覚える」101の法則 』で、最初に紹介されているルールは英語の6つの子音についてのもの。(松香式?)フォニックスでは発音記号を使いませんが、一応発音記号との対応も紹介されているので、すっかり発音記号に慣れてしまっているわたしは適時使って書いていきますが、とにかく最初の6つというのは、文字と発音の関係が一定しているので、発音記号も文字のままだったりする、[p]、[b]、[t]、[d]、[k]、[g]、です。

この本はCDがついてるわけでもなく、さらには日本語のカタカナを使いながらも、日本人英語の発音を脱却することを目指しているのがよくもわるくも特徴かもしれません。ともあれ、例えば、[p]の発音については、"pig"というキーワードの"p"の文字に対応する音として記憶するのですが、その説明は、
小さい軽い紙を一枚用意してください。その紙を口の前にたらし、口をかたく閉じてから急に「プッ」とするどく言ってください。でも声に出してはいけません。ささやくように、しかしなるべく激しく紙が揺れるように、強く息を出してください。それがpという文字が表している音です。(p.51)
というもの。で、音が出たら、下の表に従って、キーワードと練習単語を言ってみます。単語は外来語をもとにセレクトしてあるので、意味はわかりやすく、英語らしく発音すると日本語のカタカナとのギャップがよくわかります。

番号 文字 キーワード 練習単語
1
Pppigpet pen piano
2
Bbbearbus bed banana
3
Tttigertelevision table ten
4
Dddogdoor doctor dog
5
Kkkingkey king kick
6
Gggoatgirl gate guitar

それぞれの単語の発音については、今回はしっかりやりなおしを、と、weblio単語帳にこれらをまとめて発音も確認しながら練習してみました。

綴りも意味もすっかり知ってるつもりの単語群ですが、脳裏にカタカナが浮かびやすい分、発音的には難関かも?わたしの場合は、tのときに舌の先を上の歯ぐきにつけること、kやgを強く発音するのがおろそかになりがちでした。pやbも勢いが弱くなりがち。

(松香式?)フォニックスでは、この6つの音を、1)聞き分けられる、2)正しく発音できる、3)文字を見て音を出せる、4)音を聞いて、それを文字で表せる、の、4つが出来てから次に行くことになってます。わたしの場合は独学なので、ある程度練習して自分でたぶん大丈夫!?というところへ次へ行くことに。まあ、多少間違っていたとしても、フォニックスに従えば、一貫してちょっとずつずれることになるので、たぶん聴く方にもわかってもらいやすく、体系的な修正もしやすいのでは、と予想してます。




関連リンク
Pronunciation Tips | BBC Learning English
英語の音ひとつひとつについて、動画で解説するなど、発音関連の教材が充実。
Phonetics: The Sounds of Spoken Language - The University of Iowa
アイオワ大学のこのサイトも、英語の発音を説明する動画や画像が充実してます。舌の位置や動きもチェック可能。

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she sells seashells by the seashore: [s] vs.[ʃ]

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