で、現在わたしが読んでるのは106話の地点。正直、読み終わりたくない。半年ほどゆっくり、一日一話以下でなるべく辞書も丁寧にひいて読んできたからか、愛着が湧いてしまったよう。こんなじわっとゆっくりした読書、日本語ではなかなかできない。外国語だからこそ、ゆっくり、もしかしたらより深く読める、というのは別に今初めて知ったことではなくて、大学生の頃、先輩が言ってた言葉だったりするのだけれど、今回しみじみと実感した。
これを読み終わったら、また同じ著者の本を読もうかな、続編もあるし、と考えていたとき、そっかブログとかフェイスブックとかで何か書いてるかもと思いつき、調べてみると著者のwebサイトが。フェイスブックページもあって、いいね!してみたところ、かなり頻繁に情報が送られてくる。ノンフィクションのお話なので、登場人物たちの今が、小説の続きでもあるわけで、そんな「お話の続き」の出来事が文章で、さらには重要登場人物の写真などもみれて(!)嬉しい限り。本を読み終わっても、ある意味、物語を読み終わる心配はなくなった。
この本があって、それを読んでいるわたしがいて、そのことをこのブログに書き綴っているこのことも、この物語の続きのお話ともいえるわけで。こういう読書はいいなあ。
ちなみに、この本を読むにあたり、iphoneにいれた辞書アプリ
今のわたしはゆっくりしか英語を読めない。でもだからこそ、オリジナルが英語のものは英語で読んでみるといいのかも。
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