一日一時間と決めて取り組んでいる『翻訳教室』もあとわずかとなってきました。これ終わっちゃうと相当さびしいです。そろそろ独学も限界かなあと思ったり。
ともあれ、ヘミングウェイの次の課題はローレンス・ウェシュラーというジャーナリストの"Mr. Wilson's Cabinet of Wonder"という本から、ちょっと奇妙なアリのお話でした。
科学読み物の一節みたいな淡々として文法的にもやさしくよみやすい文章なのですが、熱帯雨林のアリの話なので、専門用語というか生物学的な用語がちらほら。こういう場合、収録語数10万2000の『ロングマン英和辞典
で、思うに、TOEICなどの資格試験用に単語や表現を覚えようとする場合にはロングマン、翻訳作業にはまず、リーダーズがいいのかも。ロングマンはコーパス情報を反映したデザインで、英語でよく使われる単語はよく目立つように書かれてます。そして、英文の用例も豊富なので、英作文とか英会話にも便利。一方、リーダーズは、収録語数が多いのに加え、ひとつの英単語にたくさんの日本語を対応させることで、その英単語の意味の幅というか深みを表現してるといえそう。
それにしても訳語には普段お目にかからないものもしばしば。「非業の死を遂げる(meet one's doom)」なんてひさびさに読み書きした言葉でした。ちなみに今回の文章で非業の死を遂げたのは人間ではなくて、アリです。
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