もしかして、"honest"の"o"は[ɑ]の音?と考えていると、松本センセイが発音の解説までしてくれて、「日本語でいうと、「オ」ですね。」と言ってたのですが、先生の"honest"の"o"はちょっと「ア」な感じもあって、んーやっぱりややこしいというか、この音は「ア」と「オ」の要素があるんだね、聴くときはざっくりと、と思ったのでした。
そしてこれは関係ないかもしれませんが、やたらとジェイソンの口が気になるわたし…。口を縦にながあく開けっ放しにしてても平気っていうか、あれ?普通あんなに舌って見える!?あれはやっぱり開け慣れているから?と推測。とまあ、『英語耳
さて。今回は[æ]の発音を詳しく書こうと思います。松香洋子著『アメリカの子供が「英語を覚える」101の法則
まず、口を横に思いっきり開いてください。それからあごを下げながら「ア」と言ってみてください。甘えて「あめ、ちょーだい」という時の「あ」のような音がでますね。(p.69)と、あります。ちなみに、フォニックスの練習単語は、"bag"、"bat"、"tap"。
松香さんの説明のとおり発音してみて、わたしのベイビー英語耳は、「けっこういけてるかも?」と自己判断を下したのですが、それでもまだ、[ɑ]や[ʌ]との聴き間違いが起こるので、もう少し慎重に練習することにして、『英語耳』さんの解説もチェック。すると、
「ア」に聞こえる音の中では、舌を一番前に運びます。(p.64)と、あります。これは意識してませんでしたが、なんだかそうなってました。さらに
[ɑ]を発音するときは、あごが下がり、同時に舌も奥に移動します。[æ]の特徴は、あごを[ɑ]ぐらいに下げますが、舌を奥に入れないで、前に出すところです。と、とにかく舌の位置を強調した説明。意識的にやろうとすると難しいのですが、どうも松香さんの説明のように口を横に広げると自然と舌が前に出るというか、舌の前部分が高くなるように思うのですが、いかがでしょう?
ところで、『英語耳』は、フォニックスを意識したつくりにもなっていて、p.178に英語のつづり字と発音の規則が一覧表になってまとめてあります。出典は、『ニューヴィクトリーアンカー英和辞典』(学研教育出版)となっていました。
思うに、わたしのように、英語はやってきたけどもう一度発音をやり直したい、という人には、同時にフォニックスをやると効率的なのかもしれません。外国語としての日本語の学び始めに例えるなら、あいうえおの50音表を示しながら日本語の発音を学ぶようなものかも。英語の基本音は、BBC Learning Englishによれば、44ですが、基本となる音と綴り字のパターンはフォニックスに従えば100前後です。
関連リンク
非円唇前舌狭めの広母音 - Wikipedia
[æ]の発音を音でも確認できます。言語例に名古屋弁があったんだけど、そうなの?
[æ] - Pronunciation Tips - BBC Learning English
[æ]の発音についての動画です。舌についてはよくわかりませんが、口が横にひらいているのはたしか。
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松澤喜好『英語耳』
英語の5つの短母音 5 short vowels in English
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