と、わたしはかなり長い間そう思っていました。でも、子供の頃からちょっと、「あれ?」と思うことはあって、例えば、「ガッチャマン」の「ガ」と、「わたしが」の「が」ってなんか口の中で起こってることが違うような…。
そして、つい最近、英語学習の参考に、と図書館でなんとなく手に取って読み始めた『ダーリンの頭ン中 英語と語学
例えば「ん」の発音。次の5パターンを発音しながら口の動き、特に舌の位置を確認すると違いがよくわかります。
- はんのう
- はんぱ
- はんこ
- はんを
- はん
いろいろ説があるけどだいたい3つから5つに分類されているね(p.62)とのこと。
んー、すごいなあ、と思わずうなってしまう、この「ん」は5番目の「ん」かな、違うかな?
他の例では、「するめです」の文頭の「す」と文末の「す」。たしかに何か違います。
「するめ」や「すみか」のように文頭にくる場合の「す」は「う」が入っている
そして、「〜です」のように文の最後にくる「す」は「う」はなく空気が抜ける音(p.61)あれれ。日本語は必ず、子音と母音がセットかと思ってたけど、そうじゃない!?「するめです」の文末の「す」は無声子音では!?
知ってるようで知らない母国語の発音。日本語の発音の特徴をもうちょっと意識したら、英語の発音の覚え方も代わるかも、と思ったお話でした。
ところで、最新の6 Minute English(BBC Learning English)のタイトルは、"Learning in the womb"。胎児の言語学習のお話です。ドイツの赤ちゃんとフランスの赤ちゃんでは、泣き声も違うんだとか :o
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