
で、英語教材としてのこのサービスはどうなんだろう?と考えたときに、いくつか感じるところがあったので以下、書いてみます。結論からいうと、日本語も意識しつつ英語を勉強したい今のわたしにとっては魅力的な音付き&スケジュール機能つき単語帳サービスです。価格も長期で使用する場合はお手頃かと。
システムが「単語の学習完了!」とみなすまでものすごく時間がかかる。
学習をその経過をチェックしながらスケジューリングして、しつこく復習させてくれるのがこのシステムのよいところでもあるのですが、ふつうに使っているとかなりの長期計画になります。
例えば、先月TOEICの公式問題集の練習テスト1をやってみて、意味がわからなかったり、不確かだった91の単語と熟語についてつくった以下の二つのカスタムコースは三週間たってもまだ終わりません。既に約5時間ほど学習してるのですが、さらに1週間(!)ほどかかるとのこと。というわけで、短期間での詰め込み学習をしたい人にはこのシステム、よくもわるくも向いてない気がします。

英語と日本語を行ったり来たりしながら学習する。
iKnow!では、英単語を表示するとすぐに日本語の意味が、英文を表示するとすぐに和訳が、というように、英語と日本語をセットにしながら学習が進んでいきます。また、英単語や熟語の意味としての日本語単語の数は、覚えやすいようにという配慮からか、たいていひとつか二つ。
そもそも単語帳というのはそういうものかなあ、とも思いますし、基本はこれでいいと思うのですが、英会話学習をしたい人の場合だと、日本語が英語をじゃましてしまう覚え方になるかも。英単語の本来の意味の幅がせまくなって日本語単語に置き換えられてしまうといいますか…。自分の中の英語モードを強めたい場合は、カスタム機能を使って単語の意味も英語にしておくといいかもしれません。
基本画面には発音記号がない。
iKnow!は英単語も例文も、音がついているのが魅力。カスタムコースで、自分が入力した例文の音を再生してもらうにしても、男性と女性、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア英語と、さまざまな英語の音が選べます。が、いざ、新しく出て来た単語を発音しようとすると、基本画面に発音記号がないために、音をきいてまねる、というよくもわるくも原始的な(ナチュラルな?)やり方をとることになります。
わたしの中で発音ブームが起こるまでは発音記号についてはまるで気にせず、自分でも時々発音したりしなかったりでしたが、「発音やり直し気分」が高まってる今は、なるべく発音記号をチェックしたく、辞書で調べてノートに書いたりしはじめて数日が経過。ん?、こういう気持ちのユーザーさん他にも多いかも、とiKnow!のFAQをチェックしてみたところ、ありました。ユーザーさんたちからの要望が多かったので、機能を追加したそう。
とまあ、他にも、実は機能があるのにわたしが知らないだけかも、もうちょっとカスタマイズできるのかも?と、やっと気がつく余裕ができてきた一ヶ月目でした。ともあれ、一ヶ月使うと、習慣になりますね。もしかしたら、それが一番の収穫かも。
関連リンク
iKnow!でTOEIC単語学習 studying TOEIC words with iKnow!
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