で、やり直したくなったわたしは、発音教材になりそうなものを求めてwebをさまよいました。まず、日本語と英語の違いを説明した文章として、インパクトがあったのが、All Aboutのビジネス英会話の次の記事。
英語の発音で意外に難しいのが、「母音」の発音です。日本語と英語とは、母音を発声する場所が違うのです。
日本語の母音は、ちょうど、声帯のあるあたり、男性では、喉仏のある場所で、喉を締めて発音します。それに対して、英語の場合は、喉を開けて、ちょうど鎖骨と鎖骨の間で響かせるようにして発音します。 (英語発音/母音)
そ、そうだったのか :o と、試しに声帯のあたりを押さえながら「あ」「い」「う」「え」「お」と言ってみると、声帯がぶるぶる震えてるのがよくわかります。さらに次のようなことも書いてあります。
ネイティブスピーカーの発音というのは、時に重厚な響きを持っていますが、それは、音を発声する場所が異なっているからなのです。なんかもう、楽器みたいな話になってますが、もしかして"avocado"の"/v/"のところの声量が足りなかったのは、そもそも息が足りなかったのかも?喉がしまってたのかも?という気がしてきました。
しかも、英語を発音するときに、日本語の母音を使って発音してしまうと、喉をしめてしまうために、英語の子音で息が使えなくなってしまうのです。
この記事には、喉をひらくためのポイントは説明してあっても、英語のそれぞれの音の具体的な説明はなかったので、何か動画かイラストもあるような教材はないかなあ、と、BBC Learning Englishをチェックしてみると、ありました。かなり充実した発音教材で、動画つきです。しかも説明してくれるのは、言語博士の方。
BBC Learning English - Pronunciation Tips
なかでも、The sound of Englishでは、動画で、英語の44の音、それぞれを解説してくれてます。
で、子音の"/k/"についての動画を観ていると、無声音である"/k/"と有声音である"/g/"の違いは「見ることもできます」という説明の後、解説者は口の前に紙をたて、"/k/"から始まる単語"came"を発音。すると「息」の勢いで紙が動きます!が、次に、"game"(有声音"/g/"からは始まる)を発音しても紙は動きません。英語の「息」の力を見た思いでした。
そしてさっそく、自分でも口の前に紙を置いて、"came"を発音してみたのですが、紙はぴくりとも動きませんでした( -e-)発音を変えるのは一種のスポーツ、いや音楽演奏みたいなものかな…。練習しないとね。
関連リンク
Phonetics: The Sounds of Spoken Language - The University of Iowa
アイオワ大学のこのサイトも、英語の発音を説明する動画や画像が充実してます。舌の位置や動きもチェック可能。
関連記事
英語の発音分析iOSアプリ、SpeakAP an iOS app of English pronunciation analysis, SpeakAP
BBCで英語学習 learning English with BBC programs
0 件のコメント :
コメントを投稿