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2013年5月5日日曜日

料理の英単語 English words in cooking

一昨日、家族が集まってた日にわたしはピザを焼きました。生地から自分でつくったピザは人生で3度目で、1度目は大成功(ビギナーズラック?)、2度目は大失敗(やっぱり最初のはビギナーズラック?)、という経験を経ての3度目だったので、かなり肩に力が入りましたが、まずまず美味しくできて満足。こうして、普段はそんなに食べないアツアツのものを家族みんなで食べると、休日っぽいというか、ハレの日っぽいなあ、と思ったのでした。

そういえば、先週の「おとなの基礎英語」では、ファームステイ(farm stay)の終わりにバーベキューをする、という場面があり、「お肉を焼くのを手伝いましょうか?(Can I help you cook the meat?)」という表現が出てきました。この時にちょっと発見だったのが、英語の動詞、"cook"は基本、「火」と関係があるということ。

たとえば、『ロングマン英和辞典』の"cook"のところを見てみると、
cookは「(火・熱を使って)調理する」の意味の最も一般的な語(p.349)
とあります。といっても、英語の場合、同じく「火」を使っても、熱を媒介する道具や材料によって異なる表現があり、オイルを使う場合は、
fry 揚げる、いためる、焼く
stir-fry いためる
saute ソテーする
deep-fry 揚げる
お湯や汁を使う場合は、
boil ゆでる、ボイルする、煮る、炊く
poach 弱火で煮る
simmer 弱火で煮る
stew 煮込む
蒸気を使う場合は、
steam 蒸す
グリルを使うと、
grill, ((米)) broll じか火で焼く
toast トーストする
barbecue バーベキューこんろで焼く
オーブンだと、
bake (オーブンで)焼く
roast ローストする
電子レンジだと、
microwave 電子レンジで調理する
だそう。つまり、「焼く」っていっても、場合によって、"fry"、"grill"、"barbecue"、"bake"などの表現があり、一般的には、"cook"。

じゃあ、「ピザを焼く」はどうなるかというと、上の写真のピザの場合、はじめはフライパンでオイルを使わず底面を強火で焼き、その後オーブンに入れました。あれ、フライパンを使ってオイルなしの場合はどうなるの?と、"fry"をさらに調べてみると、
Fry the pork for about ten minutes. 豚肉を10分ほどフライパンで炒めます。(p.652)
という例文が紹介されてました。つまり、「オイルで」という意味だけでなく、「フライパンで」という意味があるのかしら?と、手元にあったロングマンの英英辞典、"Longman Dictionary of COntemporary English"(1987)の"fry"の説明を見てみると、
to cook or be cooked in hot fat or oil (p.419)
となってます。やっぱり、"fry"は油が要なのかなあ…、オーブンだけにしとけば、"bake"一語であらわせたのに…、と思いつつweblioで"pizza"を調べてみると、用例に
make a pizza ピザを作る.
とあります。そういえば今回は、生地をこねるところからやってますが、日本語で「ピザを焼く」っていうと、どことなく生地からつくってそうな感じが漂うような。つまり「ピザを焼く」の英訳は"make a pizza"でいいのかも。

んー、でも一応、焼くっていうと、火を使ってるのを強調してるわけだし、やっぱり、"cook a pizza"?

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2013年2月28日木曜日

グロービッシュ単語をロングマン英語コーパスで分析してみた。 An analysis of globish words with Longman's English corpus.

「グロービッシュ」の1500語ってどんな単語なのかしら?とつらつら考えていたら、いま手元に『ロングマン英和辞典』があることを 、そしてこの辞書は「ナチュラルな英語」を示そうとあれこれ工夫してあることを思い出しました。

この辞書の特徴はまず、膨大な量(具体的には3億3000万語)のアメリカ・イギリス英語の書き言葉と話し言葉のデータベース、ロングマン英語コーパス、に基づいていることです。単に英単語の意味を日本語で解説するのではなくて、現代の英語によく登場する単語はぱっとみて目立つように示してあり、単語の意味もよく使われる順に並べて示してあります。さらには各単語が、話し言葉や書き言葉でどれくらいの頻度で登場するのかを、S1やW2といった記号で示してあります。

S1と記された単語は話し言葉の英語で最も頻度が高い1000語の1つということだそうで、同様にW2は書き言葉の英語で最も頻度が高い1000語の1つだということだそう。とまあ、この辞書では、話し言葉についてはS1からS3、書き言葉についてはW1からW3まで、つまりは話し言葉と書き言葉それぞれについて、高頻出の3000語を教えてくれてるわけです。

さて、グロービッシュの1500語はこの、高頻出3000語の中に入っているのでしょうか?『ロングマン英和辞典』によれば、
日々使われている英語の86%は話し言葉、書き言葉の両方でもっとも頻繁に用いられる3000語によって占められています。
とのこと。いまや世界で英語(らしきもの)を使ってコミュニケーションしてる人々の全体からみれば、英語を母国語としてる人は少数派かもしれませんが、そんな「ナチュラルな英語」を目指して勉強してる学習者は少なくないだろうし、だったらこの高頻出3000語の上位1500語をグローバル英語の出発点にしたらどうかしら、グロービッシュはそうなってるのかなあ?と気になって調べてみました。ひとつひとつ、辞書をめくって…。



図1. グロービッシュ単語のロングマン英語コーパスにおける頻度。
左は話し言葉、右は書き言葉について。

で、結果は上の図のとおりです。ざっくり言えば、グロービッシュ1500語は、ロングマン英語コーパスの高頻出3000語の中にすっぽりおさまっているわけではありませんでした。私自身、はじめてみた単語もちらほら。

がしかし、上の図でもわかるとおり、グロービッシュ単語の約8割は、話し言葉、書き言葉ともに高頻出3000語(S1-S3およびW1-W3)と一致しているわけで、それをこの、高頻度語重視な『ロングマン英和辞典』であらためて眺めてみると、相当豊かな言語世界というか、これだけの単語があればいろんなことが言えるし、書ける、ということが実感としてよくわかったのでした。それはもうしみじみと。


ロングマン英和辞典

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関連リンク
Globish Dictionary - Globish.com
グロービッシュ単語1500語はここで確認できます。



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