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2013年7月7日日曜日

保留コーヒー、支える珈琲、カフェ・ソスペーゾ? suspended coffee

今週の6 Minute English(BBC Learning English)の話題はナポリからヨーロッパ各地へ、そして世界へと広がりつつあるムーブメント、"Suspended coffee"について。

これは、カフェでコーヒーを注文する際に、自分だけのためでなく、「他の人」の分も注文してお金を払う、というもので、イタリアのナポリに古くからある慣習だそう。ちなみに、イタリア語では、caffè sospeso。

で、6 Minute Englishで、この「他の人」というのは具体的には誰か、いったい誰のためにコーヒーを注文したまま保留に(suspend)しておくのか、というのが詳しく述べられていました。

で、番組でインタビューを受けているカフェの女性の答えは、
  1. homeless
  2. hard on their luck
  3. refugee
の3通り。あえて日本語に訳すなら順に、ホームレス、運の悪い人、難民、になるかと思います。

続いて、BBC Newsで4月に配信された次の動画をみてみると、"Suspended coffee"を導入しているイギリスのお店と利用者の声が紹介されています。



正直、言ってることが全部聴き取れたわけではないのですが、"suspended coffee"を注文する人と受け取る人の様子は、「さりげなく」ごちそうする人とごちそうされる人、という感じ。特に"suspended coffee"を定期的に買ってる眼鏡の男性の感じや発言は、カフェというコミュニティと場所、その利用者さんたちを仲間として大事にしてる感が伝わってきていいなあ、と思いました。

さて。日本にはこれやってるところあるのかしら?そもそも、"suspended coffee"はなんて訳すんだろう、と調べていたら、訳語として「保留コーヒー」という言葉がたくさん出て来て、はじめはちょっと残念な気分。じゃあ、別の翻訳案があるかというと思い浮かばないのですが。

お店とお客の信頼関係に基づくという意味では「ツケ」に似てますが、金銭的負担はお客側の善意というところが違います。一種の「寄付」だけど、BBCの動画の男性はローカルや見知った人を強調してた感があったので、「おごる」とか「ごちそうする」に近いのかも。ただし、さりげなく、です。

そもそもナポリ発だし、ここはイタリア語のカタカナ読み、「カフェ・ソスペーゾ」でいいんじゃない?と、BIG ISSUE ONLINEのカフェ運営者注目のアイデア:「カフェ・ソスペーゾ(保留コーヒー)」を読みながら思いました。この記事では、BIG ISSUEの記事の引用がなかなか素敵だったので、それをさらに引用すると、
その日に何かよいことがあった人は自分のコーヒーだけでなく、もう1杯分コーヒー代を払い、バリスタに「ソスペーゾ!(保留で)」と伝える。それを記録に残しておき、ホームレスまたはお金に困った人が訪れた際には、彼らにコーヒーを無料で提供するという仕組みだ。
日本のカフェでもいっそのこと、カタカナで、「ソスペーゾ!」と言ったら、「エスプレッソ」や「カプチーノ」とも音が(ちょっとだけ)似てるし、さりげなさがあっていいかも。いかがでしょう?

で、日本の導入例はあるのかな、と、日本語の記事を探していたところ、テレビ東京に、
南欧危機で「ツケ払い」復活 コーヒーで支えあいも
という動画がありました。ここでは、「保留コーヒー」だけでなくイタリアでの「ピザのツケ払い」も紹介されています。

またこのテレビ東京の動画には、BBCで登場した「保留コーヒー」利用者のふたりも登場。特に印象的だったのは、「保留コーヒー」を受け取ってる男性がこのカフェのお店の前で露天商をしていること。もしかして、ニュースに取り上げられたことで、お店の注目度も変わってきたのかな?「保留コーヒー」システムは、お店に新しい人をよびこむ効果もありそうな気がします。

一方、greenz.jpでも"suspended coffee"関連の記事が紹介されています。
ホームレスにコーヒーを“予約”する寄付イニシアチブ「Suspended Coffee」に、スターバックスが加入!
この記事では、「保留コーヒー」という言葉は使われず、"suspended coffee"という英単語をそのまま使いつつ、ホームレスにコーヒーを“予約”する寄付イニシアチブと説明。

「予約」というのもちょっと意味合いが違う気が。あと、コーヒーの受取り手をホームレスに限定しちゃってるのも気になるのですが、この英スターバックスの場合は、oasisという特定の慈善団体と提携してるからこういう書き方になったのかも。英スタバのやり方は、場所を共有するというより、コーヒー募金という感じがします。よくもわるくもローカル色が薄まっているといいますか。

「保留コーヒー」は(慣れて来ると、だんだんこの訳語でいい気がしてきました ^ ^;)日経ビジネスオンラインでも紹介されています。
イタリア発、コーヒーとピザで善意の連鎖 英国のスタバも始めた「保留」ムーブメントとは?
イタリア、イギリスの例だけでなく、この記事では、日本の導入例が紹介されていました。北海道夕張市のルーチェ・ソラーレという喫茶店では、「保留コーヒー」を独自に「支える珈琲」と名付けて取り入れているそう。同時に「支えるおにぎり」「支えるピザ」もあるようですが、この活動を支援する人がいることはわかっても、受取り手がいるかについてはよくわかりませんでした。

日本だと地震に津波に洪水大雨など、自然災害があったときに寄付を行い、被災すれば寄付を受け取るというのが日常的な気がしますが、「保留コーヒー」の仕組みがそういった寄付と大きく異なるのは、カフェとコーヒーを通じての「寄付」になるため、コーヒーを飲む人だけでなく、カフェをも応援できるところ。

そうやって、応援したり助けてもらったりなカフェがある生活、ちょっと憧れます。

関連リンク
Suspended Coffees

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2013年6月7日金曜日

トルコのデモ Turkey protests

ここ一週間、BBC NewsとFrance24のトップページに常に続報が出て、BBC Learning Englishの"Words in the News"にも取り上げられていたニュースはトルコのデモ。といっても、当初は、何のデモなのか、争点が何なのかよくわかりませんでした。6月3日のBBC Learning Englishでもタイトルは、
Turkey Protests
ですから、争点が何なのかわかりません。

わたしとしてはまず、1)何に反対してるのか?、2)BBCもFrance24もなぜこのニュースを熱心にとりあげるのか?、が気になって出来るだけニュースを追いかけてみることにしました。まず、Words in the Newsの文章は、
Erdogan has insisted that a controversial plan to redevelop Gezi Park in Istanbul, the issue which sparked the initial protests on Friday, will still go ahead.
で終わってます。そう、イスタンブール(Istanbul)のゲジ公園(Genzi Park)の再開発(redevelop)計画が最初の争点で、首相はこれを押し進めようとしたところ、反対行動を起こす人たちがでてきた、これが一週間前の出来事。

Words in the Newsの短い文章はたいてい、もっと長いBBC Newsとリンクしているので、そちら(Turkey protests: Clashes rage in Istanbul's Besiktas)を読んでみると、デモをしてる側の人たちの気持ちについて、こんなことが書かれていました。
They fear Prime Minister Recep Tayyip Erdogan's Justice and Development Party (AKP) is trying to impose conservative Islamic values on the officially secular country and infringe on their personal freedoms, correspondents say.
secular”は「世俗主義」などと訳される単語ですが、わたしにはこれだけでは何のことかよくわからず、んー、もうちょっとトルコを実感したいなあ、と図書館で見つけたトルコ滞在記的な本、遠山敦子著『トルコ世紀のはざまで』(2001)を読みはじめました。

まだはじめのほうしか読んでませんが、トルコの建国の理念について、ちょっとだけわかったので紹介すると、
1923年新しく共和国を建国するにあたり、ケマルが最も力を入れたのが、民主国家の建設であり、政治と宗教の分離による世俗国家の現出であった。
 それは、イスラーム圏の国では、実現することが最も困難な制度であった。なぜならイスラームの歴史において、政治の指導者と宗教の権威者とは不即不離であると考えられてきたからだ。宗教の法が社会を律する、というのがイスラーム社会の歴史においては基本であった。いまだにイスラーム社会であることと政教を分離することのふたつを両立させ、政教分離を明確に国家理念の柱とした国はトルコのほかにない。(p.39-40)
つまり、世俗主義(secularism)は現在のトルコの建国の理念であり、イスラム社会においては希有な個性ともいえそう。さらにちょっと古いものの、在トルコ共和国日本国大使を務めた遠山さんが書いたこの本によれば、トルコ国民の実に99%がイスラム教徒だそう。この世俗主義のおかげで、信仰は個人の問題となり、例えばラマダンを行うかどうかも個人の自由。

と、世俗主義を大事にする国、トルコ、と頭に置きつつBBC Newsの文章を読み直してみると、エルドアン(Drdogan)首相は政教分離と個人の自由をくつがえしてしまうかもしれない、脅威的存在に思えてきます。

BBCの記事によれば、6月2日までのこのデモの時間的経緯は以下です。
28 May: Small group of people attempt to block the removal of trees in Gezi Park, Istanbul. Police use tear gas and the cutting goes ahead.

29 May: Crowds in the park grow, some setting up camp.

31 May: Police move in to evict protesters, using tear gas and water cannon. Several people are injured. Protests against the police response break out in Izmir, Ankara and elsewhere. The interior ministry promises to investigate.

1 June: Tens of thousands converge on Istanbul's Taksim Square. PM Erdogan condemns the protests and vows development will go ahead. Numbers in the square later swell as the police pull out.

2 June: Protests continue in several towns and cities. Mr Erdogan condemns the "plunderers", but says a mosque will be built in the square.
最初はほんと、公園の樹を切ろうとする人たちと、それを止めようとする人たちの争いだったもよう。そこに、催涙ガス(tear gas)を使ったのがそもそもの間違いで、怒りを感じる人々が出て来ても仕方ありません。公園に人がさらに集まり、キャンプする人たちもでてくる一方で、警察側は高圧放水砲(water cannon)を使用。5月31日には各地に飛び火して「反首相」「反政府」デモの色彩を帯びてきました。

トルコは地理的、思想的(世俗主義)にも、アジアとヨーロッパの架け橋のような国。2020年のオリンピック招致も目指しているし、現在内戦中のシリアとも隣接。そのあたりが、BBCやFrance24などのメディアにさかんに取り上げられる理由?

ちなみに、6月5日の朝日新聞には、同志社大学でイスラム地域を研究している内藤正典教授のコメントが掲載されてました。一部引用すると
今回の暴動は、イスラム色を強めている政権に対する抵抗という面は確かにあるが、市民の声に耳を貸さず権力にしがみつくエルドアン首相個人に対する反発が一番大きな原因だ。首相を批判しているのは、世俗派だけでなく敬虔なイスラム教徒も含まれている。
デモの発端となった公園の開発では、首相を取り巻く政商の利権が絡むと予想され、人々はそれに強く反発した。
すでにこのデモ関連と思われる死者も出ているようですが、どうか平和的に解決しますように。

デモは人数や行動で「何かに反対している」ことを示すのには有効だけど、「何に反対してるのか」を明確に示すのは時に難しい、ということを考えさせられたニュースでした。




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ハイチでコレラ流行 cholera epidemic in Haiti

2013年5月30日木曜日

三浦さんのエベレスト登頂報道を、BBC、北國新聞、France24で読んでみた。i read the news that Mr.Miura reached the peak of Everest, on BBC, Hokkoku-Shinbun, and France24.



日本のテレビや新聞では、めいっぱい報道されている三浦雄一郎さん80歳でのエベレスト登頂報道、さすが世界最高齢なだけあって、BBC Learning Englishにも”Video Words in the News"の教材として登場してました。

"Video Words in the News"はその名のとおり、ニュースに出て来る単語や熟語を解説する番組。ニュース自体はとても短く、通常のニュースの要旨に近い長さなのですが、BBCはその短い文章の中に、81歳のネパール人男性が今週エベレスト登山を予定してること、そのため三浦さんの記録が"short-lived"(一時的、短期間)なものかも、と盛り込んでいるのが、印象的でした。

ちなみに、今朝の北國新聞(石川県のローカル紙)も帰国した三浦さんのコメントを紹介するなかで、このネパール人男性について触れてはいるものの、
81歳のネパール人男性が登頂を断念したことには「(登頂したら)秘訣を聞きたいと思っていた」と語った。
と、同年代の登山仲間としての尊敬だとか友好のような、なんだかあったかいものが感じられるような書き方をしています。同時に、登山者激増で環境破壊懸念を見出しに、ごみが散乱し「"富士山化"しつつある」エベレストの状況を紹介してました。

さて。最近、BBCとVOAのニュースを読み比べるのが面白くなってきたわたしなのですが、そういえばNHKだって英語の国際放送があるわけだし、もしかして英語だけで相当いろんな国のニュースが読めるのかな?と、例えばフランスをチェックしてみたところ、France24というサイトを発見。
FRANCE 24 gives a French perspective to international current events through diversity of opinions, debate and confrontation of viewpoints.
と、あるように、世界のニュースをフランス的視点で伝える、という趣旨のもと、フランス語、英語、アラビア語で記事が書かれています。

ちょうど、アメリカで9.11の事件があったとき、わたしはフランスにいて、で、そんなにフランス語がわからないながらも感じたのが、イスラム圏に対するフランスとアメリカ(と、どちらかといえばアメリカより?な日本)の温度差。それ以来、イスラム圏関連のニュースに興味を持ったときはできるだけフランスのものも読みたいと思い、つたないながらもフランス語をがんばって読んでいたのですが、こんな英語での国際ニュースもあったとは、とちょっとうれしい発見でした。

France24は三浦さんのエベレスト登頂も記事にしています。短いながらも、三浦さんの気持ちがよく伝わるし、三浦さんの経歴、家族のこと、ネパール人の Min Bahadur Sherchan(ミン・バハドゥール・シェルチャン) さんがそれまでは最高齢での記録保持者(76歳で登頂)だったことがわかる、読みやすくわかりやすい英文な気がするのですがいかがでしょう。
Japan man, 80, scales Everest, sets record - FRANCE 24
一方、BBCのニュース記事はこちら(動画つき)。France24の記事に比べると、三浦さんの体調に触れていること、ネパールのシェルチャンさんのことが強調されているような気がします。
Japanese 80-year-old claims Everest record - BBC News
そして。シェルチャンさん側の事情から書いてる記事はないかしら、と、シェルチャンさんのフルネームを英語で入力してみたところ、トップに出てきたのが、The Australianの次の記事でした。
Nepalese climber Min Bahadur Sherchan, 81, quits Everest attempt - The Australian
シェルチャンさんが今回の登頂を断念したのには、まず資金問題があって、それが解決したときには天候が悪くなり、という事情があったもよう。こうしたプロジェクトは本人の体調に加えて、周囲のサポート、資金、天候、とさまざまな要因が関係してくるんだなあと、考えさせられる記事でした。

それにしても、三浦さんと、シェルチャンさん、写真でみると、日焼けした肌の色と眼の輝きのせいか、すごくよく似てるような。どちらも山好きなアジアの80代(octogenarian)のおじいちゃんだから、当然?

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TOEICのリーディングパート対策 how to score high on the reading part of TOEIC
ハイチでコレラ流行 cholera epidemic in Haiti

2013年5月20日月曜日

ハイチでコレラ流行 cholera epidemic in Haiti

TOEICのリーディング対策に、とBBC Learning Englishの”Words in the News”を多読するはず、だったわたしですが、内容の濃さに正直圧倒されてます。短くわかりやすい記事で「!」となるので、もっと知りたくなって、BBCの関連ニュースをチェックし、さらにVOAでも同じトピックがないか探し、さらには日本語でのニュースはどうなってるの?とチェックする流れ。

これって、リーディングの勉強なのか、なんなのかわかりませんが、多読になることは確かです。でもTOEICってこんなニュースっぽい文章ってなかった気が…。

ともあれ、いくつか読んだ中で、誰かに言いたくなってしまったのが、”Haiti cholera victims threaten UN”という、ハイチのコレラ流行とその責任問題についての記事。冒頭の部分にあるサマリーは以下です。
Victims of the cholera epidemic in Haiti have given the United Nations a 60 day deadline to start talks about compensation or face legal action. The victims, including the families of 8,000 dead and hundreds of thousands of people who have fallen sick, accuse the UN of allowing soldiers to pollute Haiti's water supply with cholera.
先週、この文章をざっと読んだときは、数々の疑問が湧きました。
  1. ハイチ(Haiti)ってどこだっけ?
  2. コレラ(choloer)ってどんな病気だっけ?
  3. United Nationsってえっと…?
  4. 8000人も亡くなってたら大ニュースだよね…。全然知らない気がするのはわたしがニュースに疎いから?

まず、ハイチはどこにあるのかwikipediaで位置を確認。
ハイチ共和国(ハイチきょうわこく、ハイチ語: Repiblik d Ayiti、フランス語: République d'Haïti)、通称ハイチは、中央アメリカの西インド諸島の大アンティル諸島内のイスパニョーラ島西部に位置する共和制国家である。東にドミニカ共和国と国境を接し、カリブ海のウィンドワード海峡を隔てて北西にキューバが、ジャマイカ海峡を隔てて西にジャマイカが存在する。首都はポルトープランス。
ふむふむ、中央アメリカの国。イスパニョーラ島の西部。

次に、コレラwikipediaでチェック。
潜伏期間は5日以内。普通は2~3日だが、早ければ数時間である。症状が非常に軽く、1日数回の下痢で数日で回復する場合もあるが、通常、突然腹がごろごろ鳴り、水のような下痢が1日20~30回も起こる。下痢便には塩分が混じる。また、「米のとぎ汁」のような白い便を排泄することもある。腹痛・発熱はなく、むしろ低体温となり、34度台にも下がる。急速に脱水症状が進み、血行障害、血圧低下、頻脈、筋肉の痙攣、虚脱を起こし、死亡する。極度の脱水によって皮膚は乾燥、しわが寄り「洗濯婦の手 (指先のしわ) 」、「コレラ顔貌」と呼ばれる特有の老人様の顔になる。
ここで、ドラマ「JIN -仁-」のエピソードを思い出しました。そう、幕末の江戸で流行した「コロリ」。水の状態がよくない国だと大変なことになるのでは…。ハイチって何年か前に地震があったよね、復旧はどうなってるんだろう…。

そして、United Nationsは「国連」です。国連が訴えられる??、とわたしの中でこのニュースのインパクトはさらに大きくなり…。

なんでこのニュース知らなかったのかしら?と、まずは家族に聞いてみると、知らないとのこと。そして、「ハイチ」と「コレラ」をキーワードにググってみると、次のニュースが出てきました。
ハイチ・コレラ被害者ら、国連提訴も辞さず 補償期限提示 国際ニュース : AFPBB News
ハイチで地震があったのは、2010年。当時25万人の死亡者が出てるのに、その後さらにコレラの流行で8000人以上が死亡。大変な状況です。

で、お金のことも大事ですが、流行はまだ続いてるのかな?と、外務省の海外安全ホームページをチェックしました。その時は、今年の流行についての記述はなかったのですが、5月14日付けで次のようなお知らせが出ています。
ハイチ:コレラの流行(その4)- 海外安全ホームページ スポット情報
一部を引用すると、
(1)在ハイチ日本国大使館からの報告等によると,ハイチ・ポルトープランス及び周辺地域では,2010年1月12日に発生した大地震の被害により,現在も多くの市民が被災民キャンプで暮らしています。ハイチ政府は,感染症が流行している地域の住民や同地域への旅行者に対して注意喚起を行っています。2010年10月以降、同国におけるコレラの流行は現在も継続しており、2012年4月から2013年3月にかけてのハイチにおけるコレラ感染者数は100,000人以上、コレラや下痢などで死亡した人は971人に上ると報告されています。
流行はまだ継続中。キャンプで生活してて、この病気にかかると、どんどん感染が拡大しそう。

ネットで検索してみる限り、ハイチのコレラの流行はそれほど目立ってないように思われますが、これは2010年の地震以来、長く続いてる問題だからなのかも。

ちなみに、VOAでもこのニュースは取り上げられています。
Lawyers for Haiti Cholera Victims Threaten UN Lawsuit - VOA News
被災者とその環境によっては、救援にかけつけた人がさらなる被害をまねいてしまうかもしれない、そんなことを考えさせられたニュースでした。

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2013年4月8日月曜日

テレビで語学 studying languages with TV

NHK テレビ おとなの基礎英語 2013年 04月号 [雑誌]

この春は「英語」からはじめよう、と決意した私の頭にまず浮かんだのは、NHKの語学番組をチェックすることでした。といっても、ラジオの語学番組はかなりボリュームがありそうなので(先入観かな?)、まずはテレビ番組をチェック。

結論から言うと「おとなの基礎英語」と「ニュースで英会話」がわたしにはよさそうな感じ。特に「おとなの基礎英語」はかなり気に入りました。

放送時間は10分と短いのですが、月曜日から木曜日まで毎日。番組中のミニドラマが内容的に面白く、簡単な単語しか使っていないものの、ほぼナチュラルなスピードで会話が進み、字幕がありません。で、そのミニドラマを観ている番組出演者たちのコミュニケーションがバラエティ的に面白く、テレビで独学してるはずなのに、英会話教室で仲間との会話を楽しんでいる感が味わえます。

現在はシーズン2のこの番組、シーズン1の時も何回か観たことがあったのですが、英語の語学番組なのに舞台がアジアだったのが新鮮でした。1) 中学校程度の文法とボキャブラリーで、発音を気にせず堂々と話すこと2) 世界中のいろいろな国の英語を教材にすること、がポイントなんじゃないかと思いますが、この2つはグロービッシュに通じるところがあります。

で、この春の舞台はニュージーランド。発音や用法がイギリス英語っぽいようです。ミニドラマの主人公で女性、ワーキングホリデイ中、という設定。番組サイトによると、6月以降はアジア・オセアニアが舞台になるそう。

自分で海外ドラマを教材にして英語を学ぶ場合と比較すると、ミニドラマを使った語学番組での学習はとてもラク。何度も自分で映像を止める必要はありませんし、辞書を使わなくても全部解説してくれるし、大事なところは英語字幕を出して、これまた解説してくれるし、といたれりつくせりです。ただしこの種の番組は、相性というか好みの問題があって、ミニドラマのストーリー展開や、出演者たちが好きになれなければ、ちっとも面白くありません。その点、この番組は少なくともわたしにとっては面白さの点でも合格です。

ちなみに、テキストを入手すると、ミニドラマのスクリプトが読めるようですが、入手するかどうかはまだ未定。番組観ながらノートをとるぐらいの感じで十分かも。


ニュースで英会話 2013年 04月号 [雑誌]

一度だけさらりと観たこの番組、講師の鳥飼玖美子さんの語りに釘付けになりました。英文を頭から美しくわかりやすく訳しおろすというんでしょうか、同時通訳の経験豊富な方だからこその職人芸を観た(というか、聴いた?)気分。

そして語学番組にもかかわらず、ニュースの背景そのものの日本語解説が充実、番組出演者がほとんど英語を話さない、のも面白かったです。同時通訳や翻訳など、日本語と英語、いったり来たりする感覚を身につけるのにもいい番組かも。ちなみに、英語ニュース自体はずっと英語字幕が出てる状態で紹介されるので、英語字幕を読む練習にもなりそう。

この番組はラジオ版もあるようで(というか、もともとラジオだけだったのかな?)、番組サイトも、テキスト(CDつき!)もテレビ版とラジオ版共通、しかもなんだかやたらと充実してるよう。

ちなみに、番組の最後は前回の課題単語を使った英作文の添削になっていて、熱心な番組ファンがたくさんいる気配を感じました。わたしはまずはこのテレビ版をさらっと観てノートをとるぐらいにしようかなと思ってますが、もっともっと深入りすれば、ニュースのことを英語で語る、そのための知識と姿勢が身に付きそうな番組です。


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海外ドラマで語学学習3 - はじめは字幕なし、次は英語字幕で編 learning foreign languages with dramas 3 : without subtitles at first, with English subtitles then.



2013年3月16日土曜日

単語の記憶 on memorizing English words


Weblioの英単語帳を使っての単語学習はその後も継続中。TOEIC950点突破に役立つかもしれない英単語たち、と向き合ってます。上の図はその経過報告。といっても、わたしが作成したのではなくて、これもWeblioのサービスのひとつ。これまでの単語テストの結果を、回答時間をグレーの折れ線グラフで、推定カバー率(正答率と回答時間から試算されたもの)を青色の棒グラフで示しています。

テストでは、ひとつの単語について5つの選択肢の中からひとつの意味(日本語)を選ぶ、という問題を25回繰り返します。つまり、適当に答えても約1/5=20%は正答するはず。わたしの初回のテスト結果は、推定カバー率23%と、これに近いものでした。その24日後である今朝の結果は、推定カバー率46%。じわっと上がっているのか、のび悩んでいるのか、微妙なところですが、実感としては最初は「ほとんど全く知らない単語ばかり!」だったのが、今では「多少は意味を覚えた単語もある」という感じになり、一回のテストにつき復習用に保存する単語は10個以下に。

また、Weblioのこの診断テストでは、回答は一問につき10秒以内でそれ以上時間がかかると不正解とみなされます。初回のテストでは、25問で132秒、つまり一問につき5.28秒かかっていたのが、今朝は一問につき4.76秒になりました。こちらもじわっと速くなっているようでそうでもないのかも、なところ。実感としてはそれなりの変化があって、最初は「速くてついていけない!」だったのが、やがて「わからない単語はさっさと飛ばす」になり、現在では「すぐに意味がわかる単語もあるけど、ちょっと思い出すのに時間がかかる単語があって、あー、また時間が足りなくなっちゃった」と、まだまだついていけない感あり。

他の記事にも書いているように、今のわたしはアメリカのドラマを観ての学習(娯楽?)も並行しています。Weblioの単語テストに出て来た単語がドラマにも出て来ると、ちょっと目立って聴こえます。例えば、コバート・アフェアだと、
conspiracy
共謀, 陰謀
が、目立って聴こえ、しかもこの単語、このドラマにはかなりよく登場してることがわかりました。こうなると、記憶としてかなりしっかり定着しているような気がしますし、この音を覚えたわたしの耳は、この単語の動詞形、
conspire
共謀する、陰謀を企てる
までもキャッチ。「共謀」なんて、日本語でもあまり出会わない単語な気がしますが…。これは他のTOEIC950点対策単語(by weblio)にも言えることで、日常生活ではめったに使わない単語や表現が多い気がします。

じゃあ、この単語たちがどこに「生息」しているかというと、もしかしたら英文の新聞記事かも?と思ったのが先日のこと。たまたま、先月起きたチェルノブイリでの石棺崩落事故の記事を追っていたら、単語テストで出会った単語たちがいくつか出て来ました。例えば、
contamination
汚染
は、複数の記事に出てきたせいもあって、しっかり記憶。「汚染」なんて日本語は、本来日常的に聞きたくないんですけど、残念ながら今の地球環境についてはよく耳にする言葉です。

とまあ、単語テストでうっすら記憶した単語が、さらにドラマや映画、新聞記事などに出て来ると、文脈とか背景をもった単語として記憶により深く定着するよう。単語テストはそんなに時間のかかる作業でもないので、これからも毎日単語テストを続けて、テスト+αな体験を待とうかなと思ってます。

ただし、テストの回数については、最初ははりきって一日何度もテストしてましたが、今は一日一回ぐらいがいいのかも、と思い始めました。そして、まだしっかり覚えきってない単語は「紙に書いて壁にはって」次の日までなんとなく何度も眺めたり発音する時間をとる、そんなゆっくりじっくり戦法に切り替えようかと思い立ったのが昨日のこと。

さてさてどうなりますことやら。またしばらくしたら結果をご報告したいと思います。

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