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2013年6月16日日曜日

昆虫の英語表現 English words for insects

蝶々、つかまえた。どうも日本語の「虫」という言葉は意味範囲が結構ひろいので、今回は「昆虫」に限って身近な虫の英語表現を調べてみようかと思います。

まず、うちの庭によくいる昆虫といえば、蝶(チョウ)。英語では、"butterfly"。ロングマン英和辞典をチェックしてみると、"butterfly"には、チョウ以外に、バタフライ(泳法の一種)、移り気な人、ひとところに落ち着かない人という意味があります。

ちょっと面白いのは、成句で、
have butterflies(in your stomach)(不安・緊張などで)どきどきする, そわそわする
という表現があること。日本語でも「腹の虫」なんていうことがありますが、こういうひらひら感はないような。それでもお腹に何かいる感じ、の表現が共通しています。ドキドキする感じとお腹の中に蝶がいるみたいな感じを重ね合わせるのはわかるような気が。頭ではどうしようもない感覚っていうのも、「腹の虫」と共通してるかも?

a bee and cherry blossoms

さて、次は蜂(ハチ)。英語では"bee"だよね、とロングマン英和辞典で"bee"をチェックしてみると、ハナバチ、ハチとありました。また、"honeybee"でミツバチ、"bumblebee"でマルハナバチ、とも。

a carpenter bee in an azalea blossom. じゃあ、クマンバチとかスズメバチはどうなるの?とwikipediaで調べてみると、まず、クマンバチ(熊ん蜂)はクマバチ(熊蜂)ともいい、英名は"carpenter bee"。大工さん?

そして、スズメバチの英名は、"hornet"と"wasp"。日本語だとミツバチもスズメバチも、「ハチ」がつきますが、英語では全く別の表現になるところが面白いです。スズメバチは大きさも危険度もミツバチとは違うから特別扱いなのかな?

"bee"を使う成句でちょっと面白いのは、ロングマン英和辞典に載っていた、
have a bee in your bonnet (ある考えに)とりつかれている, 思い詰めている
という表現。"bonnet"はボンネット(あごの下でひもを結ぶ幼児用の帽子)。帽子の中にミツバチがいたら、もうそのことしか考えられない、そういう感じ?

a little garden

最後は蟷螂(カマキリ)。漢字では鎌切とも書きますが、英語では、"mantis"あるいは"praying mantis"とも。日本語だと、「鎌をふりあげてるよう」に見える前脚が、英語名をきくと、あ、たしかに「祈ってる(praying)よう」に見えなくもなくなるのが不思議です。

でもうーん、肉食なこの昆虫が他の虫を食べるところを見てしまうと、やっぱり鎌のイメージのほうがふさわしい気が( -e-)

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虫の語源 the origin of "虫"

2013年6月15日土曜日

虫の語源 the origin of "虫"

a frog loves the morning glories外国語について調べていると、逆に分かっているようで分かってなかった母国語の特徴に気づくこと多々。「虫」についても、英語の"worm"に昆虫以外の種であるミミズがはいるのが意外で、日本語の「虫」も昆虫以外を含んでるのかな?とまたもやweblioで調べてみると、
(1)人・獣・鳥・魚・貝以外の小動物。多く、昆虫をいう。(三省堂 大辞林)
とあります。というわけで、意味的カテゴリーの大きさを比較すると「虫」>「昆虫」。だいたい、「昆虫」が「昆」+「虫」なのが、「虫」カテゴリの大きさを語っているような。それに音的にいうと、「虫」と"worm"って近い気が。どっちも柔らかそうな、ぬるっとした語感。

脚がなくて、ぬるっとして、そしてにょろっとといえば、ヘビ、ん、「蛇」は虫偏!?カエル、「蛙」も虫偏だし、あ、「爬虫類」って言葉にも虫がはいってます。貝だって、ハマグリは、「蛤」。「虫」って漢字の意味範囲は相当広い?

と、気になったので、今度は漢字、「虫」の語源を調べてみました。

wikipediaによれば、
虫という漢字の由来は、ヘビをかたどった象形文字で、本来はヘビ、特にマムシに代表される毒を持ったヘビを指した。
そうそう、マムシなんて、音に「ムシ」がはいっている上に、漢字で書いても「蝮」。語源がヘビだときいて納得。昔の人が毒を持つこの生き物について文字をつくって記そうとしたのもわかる気がします。

これだけだと、「虫」の意味範囲の大きさは実感できませんが、続いて「虫」に似た漢字、「蟲」との関係について説明がありました。
蟲という漢字は、元は「生物全般」を示す文字であり、こちらが本来「チュウ」と読む文字である。古文書においては「羽蟲」(鳥)・「毛蟲」(獣)・「鱗蟲」(魚および爬虫類)・「介蟲」(カメ、甲殻類および貝類)・「裸蟲」(ヒト)などという表現が見られる。しかし、かなり早い時期から画数の多い「蟲」の略字として「虫」が使われるようになり、本来別字源の「虫」と混用される過程で「蟲」本来の生物全般を指す意味合いは失われていき、発音ももっぱら「チュウ」とされるようになり、意味合いも本来の「虫」と混化してヘビ類ないしそれよりも小さい小動物に対して用いる文字へと変化していった。
もともと意味範囲が大きかったのは、「蟲」であって「虫」ではなかったけど、混用される中で意味も混用された。で、ヘビ類ないしそれよりも小さい小動物を指すようになった、と。虫偏はこの変化した「蟲」の意味とほぼ重なるのかな?と、今度は、虫偏の語源を調べると、NHKアナウンスルーム、トクする日本語のサイトに、このトピックについてわかりやすい文章がありました。
なぜ"虫"がつく?
「蝦(えび)蛤(はまぐり)蛙(かえる)にはなぜ、虫偏が使われているの?」というお便りが届きました。たしかに「虫」というと昆虫類のことをイメージしますよね。実は、古代中国では「虫」の意味する範囲が今とは違っていたのです。外見から、「鳥」「獣」「魚」に大きく分け、このどれにも当てはまらない小動物の総称を「虫」と呼んでいました。そこで、蝦(えび)蛤(はまぐり)蛙(かえる)は、鳥・獣・魚のどれにも分けられないことから、「虫」として扱われ、そこから虫偏がついた、という訳なのです。
んー、漢字って古代中国の人の意味分類の跡を今日まで受け継いでいるんですね。漢字の語源も面白いなあ。

ところで、自然現象をあらわす言葉にも虫偏がついているものがあります。例えば、「虹」。トクする日本語には次のような記述がありました。
「虹」という漢字も古代中国では、“天に住む大蛇や竜”と考えられ、やはり「蛇」が関わっていることから、虫偏がつきますね。
映画「蟲師」では、虫があつまって、虹をつくるシーンがあったような記憶が。それにしても、「蟲」が生物全般をあらわす、といわれると、いまさらですが「蟲師」の内容がよく理解できるような気がします。

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2013年6月12日水曜日

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自家製の堆肥で育てたルッコラ。サラダにいれるとアクセントになって美味 ♪( ´θ`)ノ #photo #green
今年は春から鉢植えに種をまいてルッコラ(ルッコーラ?)を育ててます。近くの農協で売っていたルッコラの種はイタリア産でしたが、わたしにとってルッコラはフランス滞在の思い出の食べ物。

たぶんそれまではルッコラをあんまり食べないか意識してなかったと思うのですが、マルシェでおじさんが売ってたサラダミックスがあまりに美味しくて、うわ、サラダって調味料使わなくてもこうしていくつかクセのあるグリーンを組み合わせるとものすごく美味しくなるんだ!と感動。この感動をおじさんに伝えたくて友達に「ものすごく美味しいってなんていうの?」とフランス語まで習って通いつめました。

で、そのサラダミックスの中でも特に存在感があったのが、ルッコラで、以来ルッコラが大好きになったのですが、残念ながら近所のスーパーではあまり売ってるのを見かけず、栽培にふみきりました。

葉ものの栽培には、虫喰いがつきもの。以前小松菜を育てていたときは、プランターが蝶の託児所のようになってしまい、しかもだんだんいも虫がかわいくなったので、もう好きなだけ食べていいよ、と自分で食べるのをあきらめてしまいました。

が、今回のわたしはもう、ちょっと芽がでたときからもう、食べたくてたまらず、自分でもこわいくらいでした。香りが強いグリーンなので、もしかしたら虫がくるかも?、そしたらもう手加減しないよ、ぐらいの気持ちで、といっても対策はしょっちゅう鉢をチェックするのみ。すると敵?はやってきました。虫喰い穴が、いやかなり大胆に食べられてます。でも虫の姿はなく…。

と、語学以外の前置きが長くなりましたが、何に食べられたかわからないけど、葉っぱに食べられた跡があった場合、「虫に喰われた、やられた」などと日本語では言うように思いますが、これを英語で言う場合、「虫」は何になるのでしょう?昨日調べた虫分類だと、bug(小さな虫)かworm((脚がなくて細長い)虫)かな?insect(昆虫)とcaterpillar(いも虫、毛虫)は意味的には当てはまるけど、ちょっと大げさというかかたくるしい気が。

でまた、weblioで研究社新和英中辞典の「虫」の説明をみてみると、「虫の食った」に対応する英語表現として次の3つが紹介されてました。
  • worm‐eaten 《timber》
  • moth‐eaten 《cloth》
  • wormy 《apples》
timber(木材)が食べられてたら"worm"が犯人で、cloth(布)が食べられてたら"moth"が犯人で、apple(りんご)だったら"worm"が犯人、という、犯人に目星がついているというか、だいたいどんな虫が食べたかわかってる表現な気がしますが、これが一般的なのかな?

と気になったので、今度はロングマン英和辞典で、"bug"と"worm"を再びチェックしてみましたが、"bug"については「虫喰い」関連の例文はありません。"worm"もそれ自体には「虫喰い」関連の例文はないのですが、研究社新和英中辞典でも紹介されていた、"worm-eaten"は「<木材・果物などが>虫に食われた、虫食い穴のある」、"worm-hole"は「(木材の)虫食い穴」、"wormy"は「1.虫のわいた 2.虫食いだらけの」とありました。

んー、木材と果物以外の場合はどうなるの?犯人(虫)は誰?そもそも「現場にいなかった」ってことは、wormじゃないのかも?どっちにしても、ルッコラ栽培のためには犯人の特定が大事です。

で、ルッコラの害虫を調べてみたところ、ヤサシイエンゲイさんのルッコラ(ロケット)の育て方のところに、説明がありました。
病害虫 病気は特になし・害虫 アブラムシ
初夏から梅雨時期にかけて新芽を中心として葉や茎にアブラムシが発生します。観賞用として育てているのであれば薬剤を散布して駆除しても特に問題ありませんが、食用とする場合は気になるなら薬剤散布は控えめにしたほうがよいかもしれません。木酢液や除虫菊など天然成分を使用した野菜用の殺虫スプレーなども市販されていますので、そんなものでもよいかもしれません。どちらにしても薬剤を使用するときはそれぞれの注意書きラベルに従いましょう。
アブラムシが犯人?てことは、"bug"?この際、"bug-eaten"とか、"bug-hole"って言っちゃだめかなあ?辞書には載ってないけど通じるような気が。

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2013年6月11日火曜日

虫の英単語 English words meaning ”虫”

キョウカノコ、咲いた♪( ´▽`) で、おしりに縞模様のある虫が来てたんだけど、ミツバチ⁇ #flower #photo庭で、花の蜜をすってる虫をながめながら、この虫、蜂?ミツバチ?おしりに黄色と黒の縞模様があるし…、と考えていたところふと、「この虫なんだろう?」と誰かに尋ねるのを英語で言うとき、虫はなんて単語になるのかしら?と気になりはじめました。

"insect"に"worm"に"bug"と思いついたところで、いつものようにwelioで調べてみると、トップに出てきた、研究社新和英中辞典の解説がやたら詳しくて、しばし「エスキモーの人は雪を表す言葉をたくさん持ってるっていうけど、おなじように、英語圏の人はこんなにも虫を分類するのかあ!:o」と、英語に対する認識ががらっと変わりそうになりましたが、これは単に辞書をつくった人がはりきっただけかもしれない、と思い直して、ロングマン英和辞典 をひいて出現頻度情報を調べてみることに。

まず、研究社新和英中辞典では、「虫」の意味分類の最初のカテゴリーと、それに対応する英単語として、次の7つを挙げています。
〈昆虫, 羽虫〉an insect; a bug
〈蠕(ぜん)虫〉a worm
〈毛虫〉a caterpillar
〈蛾(が)〉a moth
〈鳴虫〉a cricket
〈害虫〉vermin (総称)
これらの英単語をロングマン英和辞典で調べてみると、"vermin"については、コーパス情報がありませんでした。つまりこの単語は出現頻度が低いのではぶくこととして、残った6つをコーパス情報とともに示すと、
  • insect - J2
  • bug - S2,J6
  • worm - J5
  • caterpillar - J8
  • moth - J7
  • cricket - J4
となります。J2など、Jがついてる単語は、JACET(大学英語教育学会)の8000語の語彙表にはいっているものを示し、J2は出現頻度の高い2000語の中にその単語がはいっていることを示しています。一方、S2は、話し言葉の英語で最も頻度の高い2000語のひとつであることを意味します。ロングマンコーパスは、話し言葉、書き言葉についてそれぞれ、頻度の高い3000語を選んでいますが、この6つの単語のうち、Sがついているのは、"bug"だけで、W(書き言葉で頻度が高い3000語のひとつであることを示す)がついたものはないので、「虫」を意味する英単語のうち、日常会話でもっともよく使われる英単語は"bug"であると思ってよさそうです。

と、同時に、それぞれの単語がどういう意味で使われることが多いのか、ということも気になるので、それぞれについて、ロングマン英和辞典で最初に紹介されている意味を調べてみると、
  • insect 昆虫
  • bug 小さな虫
  • worm (脚がなくて細長い)虫(ミミズ、ヒル、毛虫など)
  • caterpillar - いも虫、毛虫
  • moth - 蛾
  • cricket - コオロギ
となりました。ってことは、昆虫だとわかってて、脚も羽もあるけど蛾でもコオロギでもない小さな虫は、"bug"? 昆虫って言葉の学問的な感じをだすなら、"insect"かな?

というわけで、上の写真のような虫について、「この虫なんていうの?」を、昨日のオトキソを参考にしつつ英語で言うなら、"What is this bug called?"かな?

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